2015年3月16日 星期一

日語短文:どうして猿の尾は短い?

どうして猿(さる)の尾(お)は短(みじか)い?

何(なん)千(ぜん)年(ねん)も前(まえ)、日(に)本(ほん)の猿(さる)の尾(お)は、とても長(なが)かったです。
でも、今(いま)は、とても短(みじか)いです。
それは、どうしてでしょう?

ある日(ひ)、猿(さる)は熊(くま)のうちへ行(い)きました。
そして、聞(き)きました。
「(()熊(くま)さん、熊(くま)さんは、いつも魚(さかな)をたくさんとりますね。いいですね。私(わたし)も魚(さかな)をたくさんとりたいです。どうやってとりますか?」
熊(くま)は、猿(さる)に言(い)いました。
「(()とても簡単(かんたん)です。寒(さむ)い日(ひ)の夜(よる)、岩(いわ)の上(うえ)に座(すわ)ります。それから、尾(お)を水(みず)の中(なか)に入(い)れます。」
「(()それだけですか?簡単(かんたん)ですね。熊(くま)さん、いい話(はなし)をありがとう。」(。))

その日(ひ)の夜(よる)、猿(さる)は、川(かわ)へ行(い)きました。
とても寒(さむ)い夜(よる)でした。
猿(さる)は、尾(お)を水(みず)の中(なか)に入(い)れました。

……一(いち)時(じ)間(かん)。
――寒(さむ)いなあ(なあ。)。尾(お)が冷(つめ)たいなあ。
でも、まだ、まだ!――
尾(お)は、少(すこ)し重(おも)いです。

……二(に)時(じ)間(かん)。
――寒(さむ)いなあ(なあ。)。尾(お)も体(からだ)も冷(つめ)たいなあ。でも、まだ、まだ!――
尾(お)は、前(まえ)よりもっと重(おも)いです。

……三(さん)時(じ)間(かん)。
――おー、寒(さむ)い。尾(お)も体(からだ)も顔(かお)も冷(つめ)たい。
もうだめだ!――
尾(お)は、とても重(おも)いです。

――もう、尾(お)を水(みず)から出(だ)しましょう――
猿(さる)は、尾(お)を水(みず)の中(なか)から出(だ)したいです。
でも、出(で)ません。

「うーん、うーん」

――たくさんの魚(さかな)がいますから、重(おも)いです――

もっと、力(ちから)を出(だ)します。

「うーん、うーん。えいっ!」

プッツ(ぷっつ)ーン(ん)。

猿(さる)の長(なが)い尾(お)が切(き)れました。

それから、日(に)本(ほん)の猿(さる)の尾(お)は短(みじか)いです。

本文摘自『日本語聽讀文庫Level.4』6-10 小田正子 大新書局出版 2009.5



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